Synology -> Synology NAS ユーザー作成 DSM 6.2.4
公式の案内(一次情報源)
Synology公式のKnowledge Centerです。
公式で足りるという人はここまでで以下を見る必要はありません。
このサイトは、ユーザーのユーザー目線によるてんやわんやを整理してまとめます。所感やオプションに対する個人的意見が読み物になります。
イヤイヤ (-_~;ダイジョウブカ?
ここで説明する事と、関連して設定すること
ここでは掲題の「Synology NASのユーザー作成」の説明を行います。
作成したユーザーでSynologyのサービスにアクセスして利用できるようになります。
ユーザー作成
SynologyのDSM画面からコントロールパネルをクリックします。
コントロールパネル内にあるユーザーをクリックします。
ユーザーの画面から作成をクリックします。
ユーザー作成のウイザード画面になります。
順に設定して「次へ」をクリックして行きます。
最初の画面では、「名前」と「パスワード」が必須項目になります。
パスワードは強固なものが推奨です。
ランダムパスワードの生成をクリックするのもいいのですが、ランダム過ぎて慣れないとパスワードが覚えられません。以前、3ヶ月毎にパスワードを変更する職場がありましたが、直近のパスワードは使用できず難儀しました。
グループの割り当て画面になります。
Linux/UNIXというOSでは、大きく「ユーザー」と「グループ」でアクセス権を管理します。
「一郎」、「二郎」、「三郎」がユーザーだとすると、「佐藤家族」がグループという具合です。一郎、二郎、三郎が佐藤家族グループに属していれば、佐藤家族というグループに許可されたファイルやフォルダに一郎や二郎や三郎はアクセスできるようになります。
画面にあるadministrators、http、usersはシステムであらかじめ用意したグループです。
administratorsは管理者グループです、誰も彼もadministratorsにしてしまうとセキュリティリスクが高まります。administratorsは管理者用のアカウントを作成して、その管理者用アカウントにのみ設定すべきです。
共有フォルダのアクセス権を設定します。
共有フォルダを作成しておくと、作成された共有フォルダがリストされます。
アクセスを許可したいフォルダに対して設定を行います。
共有フォルダをまだ作成していない場合は後から設定します。
ユーザー毎に使用量を割り当てる画面です。
昔はディスクは高価でかつボリュームも小さなものでしたから、複数の人で使う場合、一部の人がディスクを使いすぎてサービス停止なんて事態もありました。使用量の上限を設定しておくと沢山使っている人が問い合わせをしてくる位で済みます。
家で使いますので、設定はしません。
アプリケーション毎の使用設定です。
このユーザーに使わせたくないサービス(アプリケーション)があれば、拒否するにチェックします。
DSMはこの管理者画面になります。そもそも管理者グループにないユーザーは使用できないような気がしますが、おいおい確認して見たいと思います。(覚えていられるかな)
速度制限の設定です。上限速度を設定しますが、これは複数のユーザーがシステムをシェアする為の設定です。昔、FTPでリソースを食いつぶしている人がいて、他の人がアクセスできないなんて事がありました。速度制限があると、リソースの食いつぶしを防げます。
最終確認画面です。適用をクリックするとこの内容でユーザーが作成されます。
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