SEO CTR(クリック率)とは 掲載順位やアクセス数との関係 改善方法 個人サイト・ブログ向け

SEO CTR(クリック率)とは 掲載順位やアクセス数との関係SEO
SEO CTR(クリック率)とは 掲載順位やアクセス数との関係

本サイトは広告及びアフィリエイトプログラムによる収益を得ています、本記事はその一部となります。

CTRとは

CTRとは、ユーザーに表示された回数に対してのクリック数割合。
一般には「クリック率」と呼ばれるものです。
ユーザーに表示された回数とは、以下のようなもの。
ex.Googleの検索エンジンで表示された総数。
ex.広告表示の総回数。
ここでは、Google検索エンジンを想定して話を進めます。

指標としての特徴1. CTRは集計結果 期間がある

・CTRは集計した数値によって割り出されるので、期間がある。
・日毎、週毎、月毎で結果は異なる。
・サイトによっては季節要因や、単発的にバズった等で上下変動する事もある。

指標としての特徴2. サイト全体のCTRやページ毎のCTRもある

・集計の範囲がある。
・期間内での平均値となる。
・サイト全体では、CTRの低いコンテンツが多ければ平均値も下がる。
・サイト全体のCTRが低い場合、サイト(ドメイン)の評価が下がる、かどうかはわからないが、下がると考えてCTRの低いコンテンツを整理・削除している人もいる。
Googleに関して言えば、ニュース系サイトで古くアクセスの少ないコンテンツを大量に削除していた時に、Googleからの話として「サイト評価の為の行為なら意味がない」と言っていたことがある。(今もそうなのかは不明)

SEO CTR(クリック率)とは 掲載順位やアクセス数との関係
SEO CTR(クリック率)とは 掲載順位やアクセス数との関係

↑Google Search Consoleの例。
クエリ毎、ページ毎にCTRや掲載順位を見ることができます。
サイト全体の平均CTRや平均掲載順位も確認できます(最初の画像)。

捉え方・考え方:CTRが低い 悪化

合計表示回数が横ばいか減少でCTRが低くなるのは、純粋にクリック率が悪化しています(クリック数の減少)。
合計表示回数が増えて、CTRが低くなる場合、必ずしもクリック数は減少していません。
ex.クリック数が変わらない場合。合計表示回数が100だったものが1,000になったら、10%だったCTRは1%になる。
横ばいの要素が1つ、好転の要素が1つで状況としては好転になります。
CTRが下がったといって慌てることはない例です。

捉え方・考え方:CTRが高い 好転

逆もあります。
ex.クリック数が変わらない場合。合計表示回数が1,000だったものが100になったら、1%だったCTRは10%になる。
横ばいの要素が1つ、悪化の要素が1つで状況としては悪化になるので、CTRが上がって喜んでいられません。

これらのことから、CTRが優先して向上させなければならない指標ではないことがわかります。
その他の指標とペアで考える指標です。

CTRとアクセス数の関係

CTRは集計結果なので、集計している機関毎(Google検索エンジン等)のものになります。
・アクセス数は、SNSや内部リンク、外部リンクからのアクセスも含まれ、場合によっては他メディア(雑誌、他)から直接アクセスもあるか。この場合、Google検索の集計に含まれない。(個人名刺からQRコードで誘導している場合もある)
・CTRが改善されたからと言ってアクセス数が増えているとも限らない。
先述のように、CTRが向上しても、そもそもの表示回数が減っていればアクセス数は伸びません。
掲載順位に伸び代があり、CTRも低い場合は、アクセス数を増やす改善の糸口になるということが重要です。

CTRと掲載順位の関係

・検索結果の掲載順位の高いコンテンツほど、一般的にはCTRは高い。
検索結果の表示順位が10より下のものは、自分は滅多にクリックしません。
・検索結果が上位表示されるからと言ってCTRが高いとも限らない。
そもそも検索ワードや検索ワードの組み合わせが曖昧である場合、その結果も曖昧になります。よく言われるユーザーニーズの話ですが、これはユーザースキルにもよって結果が異なります。
・検索者は検索結果を見て、どこもクリックせずに新しいワードで検索を行うかもしれない。
このような場合、表示回数だけが増えるので、CTRは下がります。

まとめ 改善方法

・CTRはアクセス数とは相関関係がない(少ない)。
・CTRは検索結果の掲載順位と強い相関関係がある。
CTRを向上させるのには、以下のような事が考えられます。
それぞれの内容の詳細は、「掲載順位」の記事に書きたい(まだ書いてない)。

1.タイトルを見直す
2.画像を魅力的にする(コンテンツジャンルにもよります)
3.メタディスクリプションを興味深いものにする(あまり効果がないような印象)
などになる。それも、検索ワード(検索者の欲しい情報)にコンテンツの内容が沿っていることが前提となる。
要は、目にしやすい所の体裁を整えることです。
CTRの改善の前に、検索結果の掲載順位を上げることがより重要で、人の目に触れないところで体裁を整えてもクリックには繋がりません。

手が足りずにやれることに限りがあるのであれば、まず、表示回数を増やす事、検索順位を上げることを先に行う方が良いでしょう。
ただし、SEOの最終目標はCTRを上げることです。「表示回数を増やした」「検索順位を上げた」で終わらないようにしたいものです。

検索結果の掲載順位についても後ほど考察。

個人サイト・ブログ向け

分かり易かった、参考になったという方は、自由にご紹介ください。
ちなみに、このコンテンツの競合ページ(サイト)はSEO対策がしっかりされているところばかりになります。このページが人の目に触れることがあるのかどうか興味深いです。
(掲載から1年と少し過ぎた話として。表示回数は多いけど、掲載順位、CTRは低いという状況)
ここまで読んだ方に、何かしらの気づきや学び、共感があればと願います。

「個人サイト・ブログ向け」であるのは、CTRを向上させたくていろいろやっていた時期が長く、多くの参考サイトが自分にとって的を得ていなかった事によります。
そんな、過去の自分に読んでもらいたいものとして(忘備録的でもある)書きました。

SEO

「SEOは検索エンジン最適化」とか呼ばれますが、検索エンジンは、常に改善・改良が行われています。検索エンジンのアップデート後、競合サイトが検索上位に来る反面、自分のサイトの検索順位が下がるなんてことはよくあります。
状況、ジャンル、時期に応じて、CTRの考え方も1つではないかもしれませんから、いろいろなサイトをご覧になって柔軟に考えられることをお勧めします。

StockSun株式会社(外部サイト) ↓
SEOにおけるCTR(クリック率)とは?計算方法や平均・改善方法も解説

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