PCの自作について(PC自作のメリット・デメリット)
パーツを自分で選んで揃えて、PCを組み立てます。
新規なら一式購入ですが、自作の2台目、3台目となると、ケースや電源(場合によってはOSも)を流用することが可能であったりするので、安くなる事もあります。ディスプレイ、キーボード、マウスについても買い換える必要がありません。
と案内しつつ、2024年にはOS含み一式、新しいPCを1台組み立てる予定です。
(理由は後述していきます)
このページでは、組み立ての様子とかは扱いません、パーツ購入の覚書みたいなものを書きます、パーツの購入を考える人は参考にしてください。徐々に書いていく予定です。
PCの自作を人には勧めません。リスクもあって、昔ほどではないにせよ互換性の問題でトラブルとか、気の迷いから誤った購入を行なってパーツの無駄買いとかあります。
(グレードアップ構想とかするとハマり易い。後でメモリを載せ替えようとか)
何かが上手くいかない時のトラブルの切り分けが難しい。代替パーツ(動作する)があれば問題の切り分けがしやすいのですが、個人でやっていると代替パーツが無いことの方が多く、何が悪いのか判断がつかないことが多いです。
CPUでは2024年はAI用エンジン(NPU)が搭載されてきます。
今、買い揃えていいのか悩ましいです。待てば待つほどスペックは高性能かもしれませんが、そんな事を悩んでいてはいつまで経っても買えません。
NPU:Neural network Processing Unit。AI用のプロセッサー。
DDR5 DDR4 パソコン(PC)用 メモリ 一覧
[チップ規格とモジュール規格と帯域の一覧]
2024年 PC自作 構成候補(揃える物)
自作PC 構成候補 パーツ プロセッサー(CPU)本命は2025年以降で、つなぎのPC最有力候補
Intelなら、「Core i5 14500」と考えていました。
AMDなら「Ryzen 5 7600」で予算内。
ところが、2024年後半以降に出てくるであろうプロセッサー(CPU)がとても気になって購入に踏み切れずにいます。
MSIやASUSはRyzen 9000 対応BIOS
MSIやASUSでは既存のAM5対応マザーボードにAMDの次期CPUになるRyzen 9000対応のBIOSアップデートを始めたらしい。
方や、Intelでは次期CPUはソケットが変わる、LGA1700->LGA1851。
AMDならこの先のCPUアップデートパスが残るものの、Intelではできない。
また、AMDのRyzen9000シリーズの発売がもし7月なら、「ああ、待てばよかった」になりかねません。Intelならそんな心配がいらない。どうしよう・・・。
話は別なのだけど、ディスプレイを買い換えようかな、と思う(つれあいの)。
回転(縦にできる)って、便利と思うし、お手頃。
・・・ポイント還元で実質13,892円で買いました。更に1,000円のクーポン券が発行されてラッキー。
プロセッサー
プロセッサー(CPU)購入考察が冗長で長くなってきた&これからも長くなりそうなので、
プロセッサー(CPU)購入考察 2024年自作PC向け
に分けました。
マザーボード
電源フェーズのスペック
8+2+1とか記載があります。
CPU用+SOC用+その他用
で、各フェーズ数になります。
8+2
とかなら、CPU用+その他用
SOC用はよく分かりません。一般には「System On Chip(システム・オン・チップ)」の略。
プロセッサーに内蔵のメモリコントローラーやらもろもろ?
通常、定格でしか動作しないなら、1フェーズでいいように思います。
Core i5 14500 を載せるマザーボード
DDR4版マザーボードとDDR5版マザーボードがあって、DDR4版マザーボードの方が全般的に安い。
ただ、メモリそのものはDDR5の値下がりもあってそれほどの価格差は無く、コストパフォーマンスで言えばDDR5メモリの方が良いという状況。
AMDならRyzen 5000シリーズのDDR4も有り。
しかし、Core i5 14500なら、わざわざDDR4メモリ+マザーで新規買いするメリットは薄いように思いDDR5メモリ+マザーボードで検討。
1.BIOSTAR 「B760MX2-E」(9,980.- 2024.3.24)
– 良い点:安いのに、電源10フェーズ、2.5Gb LAN。
– 良い点:安いのに、電源にヒートシンクらしきものがのっている。
– 良い点:この値段でB760チップセット。
– 注意点:m.2 は1つ(Gen4.0)。
– 注意点:メモリ Dual Channel DDR5だが、最大6000+(OC) /96GB
販売サイトのスペックがメモリのMAXが軒並み64GBと案内されていますが、これはDDR4版のスペック。DDR4版とDDR5版があるからなのだけど、64GBと書いてあるとDDR4版かと思って不安になる。
2.GIGABYTE 「B760M D2H (rev. 1.0) 」(15,980.- 2024.3.24)
– 良い点:m.2 PCIe 4.0が2つ
3.ASRock 「B760M-HDV/M.2」(15,980.- 2024.3.24)
– 良い点:単にASRock好き
– 良い点:m.2 PCIeが2つ。ただし、Gen4.0 と Gen3.0の1つずつ。
マザーボードについて調べた資料。
DDR4 マザーボード mATX ASRock
DDR5 マザーボード mATX ASRock
補足1:mATXサイズで購入を検討しているから。
補足2:とりあえず、ASRockで考えているから。
楽天やYahooショッピングはポイント還元があるから、購入もタイミン次第。
Ryzen 8000G を載せるマザーボード
Ryzen 8000GはPCIeのバージョンが4.0で、使用可能レーンが最大16レーン。
マザーボード(チップセット)がPCIe 5.0対応でも、動作はPCIe 4.0になります。
また、マザーボード側でレーン24本(以上の)仕様になっていても20本までしか利用できない勘定です。
例えば、m.2_1 1×4 + グラフィックス 1×16これで20レーンです。
最大16レーンとは、グラフィックス 1×8にしかなりません。
機能満載てんこ盛りのマザーボードではもったいなくて使えません。
ところが、Ryzen 8000Gシリーズにぴったりのマザーボードがあります。
このマザーボードが頭にあったので、Ryzen 8000Gシリーズに強く惹かれたという側面もあります。
メーカー | 型番 | 参考価格 |
MSI | PRO A620M-E | 10,691 |
チップセットはA620。
A620は、ソケットAM5対応のチップセットの中では最廉価帯のチップセットで、PCIe(PCI-Express) は4.0までしか対応していません。
かつ、A620チップ搭載のマザーボードの中でもMSIの製品は最廉価で、余計な機能がなく、よく言えば無駄がなく、スペックが許容できるのであれば、最高のコストパフォーマンス製品と思います。
スペックとして気になりそうな点は、
・m.2が1つしかない(PCIe 4.0)
・メモリの上限がDDR5-6000(OC)と他社製品より低め
といった点になります。
ソケットAM5対応のチップセットについてはこちらをご覧ください。
A620の各メーカーマザーボードの比較もご覧ください。
Ryzen 8000Gシリーズはこちらです。
m.2 Gen5.0は考えてませんでした、爆熱と聞くので。
グラフィックスボードはいらんのでm.2_2が欲しいと言う人はいるような気がする。
メモリは、元々DDR5-6000(OC)で考えていたのでちょうど良い。
メモリ
ありがちなのが、「安いメモリ(定格メモリ)を買って置いて、後で値が落ちてから高速なメモリ(OCメモリ)に載せ替えよう」。
メモリを変えたところで、使用感がグッと上がった経験はありません。
交換して使わなくなったメモリが増えただけです。
金も余計に掛かっただけで(家族には、黙っていま)す。
パソコンの使用目的によっては意味があるかもしれません。
でも、それほどシビアな人は最初から高速なメモリを選択していますし、現状のパソコンに強い不満を持っている人は、CPUから交換を考えた方が幸せと思います。
PC5-48000(DDR5-6000)
メーカー | 製品名 | 参考価格 |
G.Skill | F5-6000J3636F16GX2-FX5 | 16,500 |
16GB 2枚組の価格。
メーカーページをみると、AMD EXPO用らしいですが、価格.comのレビューにはIntel XMPにも対応しているとあります。メモリは、最終的には、動作確認が取れて廉価なものになります。
32GB予定。
m.2 PCI-Express Gen4 候補
キオクシア | EXCERIA PRO SSD-CK1.0N4P/J | 10,980 |
crucial | T500 CT1000T500SSD8JP | (2024.1.25)12,100 |
ソリダイム | P44 Pro | (2024.1.25)12,280 |
キオクシア(Kioxia)
読込速度 | 書込速度 | |
EXCERIA PRO | 7300 MB/s | 6400 MB/s |
T500 | 7300 MB/s | 6800 MB/s |
P44 Pro | 7000 MB/s | 6500 MB/s |
ランダムリード | ランダムライト | |
EXCERIA PRO | 1,000K IOPS | 1,100K IOPS |
T500 | 1,150K IOPS | 1,440K IOPS |
P44 Pro | 1,400K IOPS | 1,300K IOPS |
IOPS:Input/Output Per Second
1k=1000,1M=1,000,000。取り扱える回数
TBW | DWPD | |
EXCERIA PRO | 400 TBW | 0.21 |
T500 | 600 TBW | 0.32 |
P44 Pro | 750 TBW | 0.41 |
。
TBW:どれだけのデータが書き込めるかの値。フラッシュメモリ製品には書き込み寿命があるので、その目安。
DWPD:(製品保証期間中の)一日あたりのドライブ書き込み回数
前回購入のSolidigm(ソリダイム) P44 Pro に不満はありません。
EXCERIA PROの400TBWは少なめな印象に対し、P44 Proは750TBWと多いですし、IOPSの値も良いのですが、EXCERIA PROの方が安いのが良、低発熱っぽいところも良い。<-値上がりしてました。
電源
KRPW-BK650W/85+:電源650W、ケーブル着脱式、最大85%の変換効率。
ケーブル着脱式で不必要なケーブルが省けるのが良い(2本は本体直結)。
このモデルには450Wから750Wまでの4製品がありますが、流通量からか650Wモデルが一番安いのです。
メーカー | 製品名 | 参考価格 |
玄人志向 | KRPW-BK450W/85+ | (2024.1.21)6,980 |
玄人志向 | KRPW-BK650W/85+ | 7,289 |
PCケース
とりあえず、安くてコネクタに問題がなければいい。
ファンが2つついてくるので(Front : 1 x 120mm/Rear : 1 x 120mm)、コスパ最高。
希望を言えば、スイッチ、コネクタ類は全面出しがいいのだけど、最近は天板が多い。
マイクロSDも欲しい。
2023年 PC 自作 構成
値段は調べた時の最安値(目安で)
グラボ(グラフィックスボード/ビデオカード)、持っていません。
m.2ストレージ、持っていません。
とりあえず、電源、ケースは既存のものを使おうかと。
電源は多分、500Wか650Wだと思うが。
候補1 予算、スペック
CPU | AMD Ryzen 5 5600G BOX | 18,448 |
マザーボード | ASRock B550M-HDV | 10,979 |
m.2(NVMe) | Solidigm(ソリダイム) P44 Pro SSDPFKKW010X7X1 | 13,080 |
NVMeヒートシンク | ||
メモリ | crucial(クルーシャル) CT2K16G4DFRA32A [DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組] | 9,989 |
電源 | – | – |
ケース | – | – |
Windows(OS) | – | – |
トータル 52,496円
CPUにグラフィックス付きのRyzen 5 5600Gになっています。
NVMeはPCIeは3.0に制限されます。後にグラボを追加してもPCIe3.0X16になります。
将来的にグラボを買い、CPUを換装するアップグレードパス付きプラン。
5600Gのパソコンは7万円位から売っています(16GBメモリ、500GBストレージ、電源、ケース、OS付き)
候補2 予算、スペック
CPU | Ryzen 5 5600 BOX | 19,779 |
マザーボード | ASRock B550M-HDV | 10,979 |
m.2(NVMe) | Solidigm(ソリダイム) P44 Pro SSDPFKKW010X7X1 | 13,080 |
NVMeヒートシンク | ||
メモリ | crucial(クルーシャル) CT2K16G4DFRA32A [DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組] | 9,989 |
グラボ | GT710-SL-2GD3-BRK-EVO [PCIExp 2GB] | 3,980 |
電源 | – | – |
ケース | – | – |
Windows(OS) | – | – |
トータル 57,807円
CPUにグラフィックス無しの5600。
NVMeはPCIeは4.0になってフルスペックになります。
グラボがPCIe2.0、2GBメモリ(DDR3)と超ショボいです。ただ、将来買い替えなら、PCIe4.0で接続できます。
PC 自作 購入品
CPU | Ryzen 5 5600 BOX | 19,200 |
マザーボード | ASRock B550M-HDV | 10,979 |
m.2(NVMe) | Solidigm(ソリダイム) P44 Pro SSDPFKKW010X7X1 | 12,980 |
m.2 ヒートシンク | JONSBO(ジョンスボ) M2-GRAY | 980 |
m.2 ヒートシンク | オウルテック EXTREME COOL M2 OWL-SSDHS03PS | 530 |
メモリ | CFD 「W4U3200CS-16G [DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組] | 8255 |
グラボ | GT710-SL-2GD3-BRK-EVO [PCIExp 2GB] | 4,513 |
電源 | – | – |
ケース | – | – |
Windows(OS) | – | – |
トータル 57,437円
結局、安いグラボを買う、Ryzen 5 5600 BOXになりました。
m.2ヒートシンクが2つなのは、M2-GRAYが背が高いので、いい感じでなかった時ようにオウルテックのも買っておきました。予備用。
いい感じでない心配とは、購入グラボは、ファンレスでいいのですが、ヒートシンクが伸びていて2スロットサイズを使うのです。それが、m.2ヒートシンクと干渉しそうな感じなのです。
発注翌日、「Solidigm(ソリダイム)のm.2 SSD」、「ASUSのグラボ」、「オウルテックのm.2ヒートシンク」が届きました。ドスパラ、早!。
でも、全部揃わないと、動作確認できん。
さほど時間を置かず、つくも発注のパーツも届きました。「マザーボード」と「JONSBOのm.2ヒートシンク」
あとは、amazonnからCPUとメモリが届けば・・・。
Solidigm(ソリダイム) P44 Pro スペック
容量:1000GB
規格サイズ:M.2 (Type2280)
インターフェイス:PCI-Express Gen4
タイプ:3D NAND
読込速度:7000MB/s
書込速度:6500MB/s
ランダムリード (100% スパン):1.4M IOPS (4K Blocks)
ランダムライト (100% スパン):1.3M IOPS (4K Blocks)
TBW:750 TBW
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