2ベイ NASキット 3社3製品のスペック一覧・比較 F2-223 TS-262-4G DS224+

NASの3製品のスペック比較 購入検討に

製品公式ページ：TerraMaster F2-223
製品公式ページ：QNAP TS-262-4G
製品公式ページ：Synology DS224+

家ではSynologyを使っていますが、だんだん次のNASを考え始めています。
ここでは、2ベイ製品の3社の製品を並べて、ハードウエアのスペック比較していますので、参考にしてください。

CPU

コア数の多いDS224+がマルチ処理には有利ですが、世代の新しいN4505の方がシングルスコアは高いです。

メモリ

「Synology DS224+」は、2GB+ 4GBの最大6GB。
QNAPは増設なし。

M.2 スロット

実装されていませんが、そもそもDS224+のCPU J4125は、PCIeの対応バージョンがGen2です。
「QNAP TS-262-4G」ではSSDキャッシュ または、SSDストレージプールとして使用できるとありました。
「TerraMaster F2-223」は、SSDキャッシュができるという案内です。

ネットワーク

単体性能では、2.5GbE x 2の「TerraMaster F2-223」。
「QNAP TS-262-4G」は、PCIe拡張カードにより、5GbEや10GbEへのLANポートを増設できます。

まとめ

2024年1月28日の価格.comの参考価格。
TerraMaster は価格.comに登録がなかったので、公式サイトの価格。
QNAP TS-262-4Gは、オプションでGoogle Edge TPUが搭載できる。
(AI用のチップで顔認識と物体認識が高速で処理できるようになる)
ハードウエアスペックでは、TerraMaster F2-223がコストパフォーマンスは高い。
ただTerraMaster F2-223のアプリ等は日本語化されていないような感じをうける。
サイト情報もSynology やQNAPはしっかりしているが、TerraMasterは情報量も少ない印象。

TerraMaster

TerraMasterは中国の企業で、日本では株式会社イーフロンティアが販売しています。
株式会社イーフロンティアで直販されてますが、多くの製品が「売り切れ」になっているので、製造数、流通量が少ないのかもしれません。
ハードウエアスペックからみたコストパフォーマンスは素晴らしく、選択しないという理由はありませんが、ソフトウエア(アプリ)がどんなものか、使ってみないとわからない点が不安要素です。

QNAP

台湾の企業です。
日本での流通は多く、使われている方も多いようです。
ハードウエアスペックも良好。
オプションで機能拡張もできますが、メモリ増設できない点がやや難。
4GBあれば大抵は問題ないと思います。
ソフトウエア(アプリ)も充実。

Synology

こちらも台湾企業。
バランスよくハードウエアがまとめられ、必要十分ではありますが、保守的。
長く使う製品になりますから、今はオーバースペックでも、もう少し将来への投資になるハードウエア構成になると嬉しいところです。
ソフトウエア(アプリ)は充実していて、IPカメラへの正式対応(2ライセンス同梱)など、使ってみたい機能が色々あって楽しめます。