プロセッサー選択 Intel か AMDか
IntelかAMDか悩んだ挙句、AMDにしました。
Intelは次期プロセッサーからソケットは更新されますが、AMDは当面はソケットAM5のままです。
(AM5については、当初は2025年という案内だった。現在は2027年という話もある)
AI周りの進展によってはプロセッサーの買い替えも視野に入れると、できればプロセッサーのみに留めたい事からAMDに決定。
それもソケットAM5の最廉価プロセッサーRyzen 5 8500G。
A620チップセット 600シリーズ
Ryzen 5 8500GはソケットAM5。チップセットは600シリーズ。
(次期は800シリーズ)
X670E
X670
B650E
B650
A620
とあって、上から機能リッチ、下へプア。
お値段も上からハイ、下へロー。
E付きは外部グラフィックスがPCIe®5.0、他はPCIe®4.0。
AMDではソケットAM4のRyzen 5000シリーズも販売中で、ソケットAM4のチップセット500も流通しています。
要は、価格帯に下にチップセット500のマザーボードもあるので、チップセット600シリーズ最廉価となるA620チップセットといえど、それほど廉価にはなりません。
MSIの「PRO A620M-E」はそんな中で最安だったのですが、いざ購入しようとした時には謎の値上がり。機能と値段を秤にかけて、ASRockの「A620M-HDV/M.2+」となりました。
ASRock A620M-HDV/M.2+
ASRock公式ホームページ:A620M-HDV/M.2+
A620M-HDV/M.2+ スペック
電源 | 電源フェーズ Dr.MOS, 最大 120W CPU |
メモリ | DDR5 7200+(OC) 2枚 Max 96MB |
ストレージ | m2.1:Gen4x4 m2.2:Gen4x4 SATA:4 x SATA3 6.0 Gb/s*1 |
LAN | 1Gb Ethernet |
*1:チップセット接続(それ以外はCPU接続)
BIOS Flashbackが使用可能。
BIOS Flashbackは、CPUが起動しない状態でも電源とUSBメモリだけでBIOSが更新できます。
BIOSに登録されていないプロセッサーでもBIOSアップデートが可能。
当初、全く動作しない状態でもBIOSの更新(初期化)で何度かトライして動くようになりました。
A620M-HDV/M.2+
A620M-HDV/M.2
製品には上記の2種類があります。「+」付きを買っています。
「A620M-HDV/M.2」(+無し)は、M2ソケットが1つしかありません。スペックも異なります。
購入時はマザーボードが軒並み高かった。
16,886円で購入です。
A620M-HDV/M.2+ 付属品
マザーボード本体(mATX)
m2を止めるビスが3つ
パネル(I/Oシールド)
SATAケーブル2本
説明書類(英語)
サイトに日本語版の説明書があってダウンロードできます。
A620M-HDV/M.2+ I/O
ディスプレイ用ポートは、
HDMIポート
Displayポート1.4
が各1の仕様です。DVIを予定していたのですが、ポートがない。
最終的に繋げるディスプレイはHDMIポートでいいのですが、ケーブルが無い。
手元にはプロジェクター用の5mケーブルしか空いてなくて、当初はこのケーブルを使っていました。
(HDMIケーブルを後日購入)
ちなみに、設定時に使おうとしていたディスプレイにはHDMIポートすらない古いものだったので大変でした。
電源ヒートシンク
思っていたよりはちゃんとした電源ヒートシンクでした。
A620チップセット・マザーボードには電源ヒートシンクが付いていないものもあります。
65Wプロセッサーで使用する分には不要かもしれませんが、本マザーボードは120Wまで対応になっているので、ヒートシンク付きは嬉しいです。
65Wプロセッサーで使用するにしてもマザーボードから熱を出してくれるので少し安心。
チップセット ヒートシンク
流石にどのマザーボードもチップセットにはヒートシンクがつきますが、本マザーボードはこんな感じ。
チップセットの左側がSATAのコネクタなのですが、あっち向いてます。
マザーボードをPCケースに取り付けたあとはアクセスしずらいです。
こうなります。2段2列です、4本繋げる気がしない。
写真は設定時のもので、最終的にHDDは繋げません。
本機はメイン(システム)がm2.ssd 1TB サブ(データ)にm2.ssd 2TBを繋げます。
組み立て 起動
先述の通り、起動は大変でした。
ディスプレイの問題もありましたし(単に準備不足)、当初はポートステータス・チェッカーが点滅を繰り返し、BIOS起動せず。
最初の起動には時間がかかるという情報もあったので、電源を入れて各10分間づつ放置を繰り返しました。
やった事は、各デバイスの差し直し、メモリは1枚づつ確認。
最終的に何が悪かったのかは不明。
BIOSが起動していないので、購入時のBIOSバージョンは不明。
考えられるのは、
Ryzen 5 8500Gの情報がなくてデバイスエラー
デバイスのコネクト不良でデバイスエラー
といったところ。
BIOS Flashbackを利用して、BIOSのバージョンも上げました。
購入した各パーツ
各パーツの購入検討資料
2024.5 パーツ購入 自作PC プロセッサー(CPU)本命は2025年以降で、つなぎのPC組立
Ryzen 5 8500G
このCPU(プロセッサー)は、PCI-Express 4.0の使用できる本数が10本と少なく、GPUに4つ、M.2にPCI-Express 4.0 x4とPCI-Express 4.0 x2という構成になります。
Ryzen 3 8300Gも同様。
マザーボードのA620M-HDV/M.2+は、
m2.1:Gen4x4
m2.2:Gen4x4
というスペックになっていますが、m2.2はGen4x2でしか動作しません。
組み立ててベンチマークしてみたら、m2.2がm2.1の半分しか帯域が出なくて、一応m2ストレージは入れ替えて両方がスペック通りに動作することを確認しましたが、「やっちゃったな」という感じです。
AMD APU Ryzen 8000Gシリーズ特徴・ラインナップ比較一覧、違い(ソケット AM5)
PCケース ZALMAN T3 PLUS
ZALMAN PCケース 「T3 PLUS」 安い 軽い ケースファンが2基付いて コスパ良い
電源 MSI MAG A650BN
MSI MAG A650BN PC用電源 80 PLUS BRONZE認証
マザーボード
先述していますが、
A620M-HDV/M.2+
A620M-HDV/M.2
(両方が検索されてしまいます)
製品には上記の2種類があり、「+」付きを買っています。
スペックの違いは下記をご覧ください。
A620 マザーボード
マザーボードの機能と値段を秤にかけている様子は以下。
A620チップセット マザーボードメーカーの最安値グレード比較(AMD ソケットAM5)
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