ソケットAM5用チップセットには600シリーズと800シリーズが出ています。
それぞれ書いてますが(上記リンク先)冗長で長い。
まとめ・要約記事で済む人は、こちらの記事の方がわかりやすいと思います。
(詳しいのが読みたいという方は先のリンク先でどうぞ)
ソケットAM5 対象プロセッサー
Ryzen 7000シリーズ、Ryzen 8000Gシリーズ、Ryzen 9000シリーズのプロセッサー(CPU)用ソケットがAM5。
Socket AM5仕様
・1718pin [LGA (Land Grid Array)]
・TDP170Wまでのプロセッサに対応
・DDR5対応(DDR4未対応)
・PCI Express 5.0対応
2024年8月時点 ラインナップ
AMD公式:AMD Socket AM5 Chipsets
800シリーズ
X870E (Promontory21 X 2)
X870 (Promontory21 X 1)
600シリーズ
X670E (Promontory 21 ×2)
X670 (Promontory 21 ×2)
B650E (Promontory 21 ×1)
B650 (Promontory 21 ×1)
A620 (Promontory 21 ×1)
プロセッサー直結 グラフィックス NVMe
ダイレクト プロセッサ PCIe レーン
グラフィックス | NVMe | |
X870E | PCIe®5.0 1×16/ 2×8 | PCIe®5.0 1×4 |
X870 | PCIe®5.0 1×16/ 2×8 | PCIe®5.0 1×4 |
X670E | PCIe®5.0 1×16/ 2×8 | PCIe®5.0 1×4 |
X670 | PCIe®4.0 1×16/ 2×8 | PCIe®5.0 1×4 |
B650E | PCIe®5.0 1×16/ 2×8 | PCIe®5.0 1×4 |
B650 | PCIe®4.0 1×16/ 2×8 | PCIe®4.0 1×4 *1 |
A620 | PCIe®4.0 1×16 | PCIe®4.0 1×4 |
*1:マザーボードのオプション対応でPCIe®5.0もあり。
レーン合計/ユーザー(マザーボード)利用可能レーン数
レーン合計/PCIe® 5.0 最大 ()は、A/BにおけるA-B | |
X870E | 44/24 (20) |
X870 | 36/24 (12) |
X670E | 44/24 (20) |
X670 | 44/8 (36) |
B650E | 36/24 (12) |
B650 | 36/0 (36) |
A620 | 32/0 (36) |
PCIe 5.0のスペック。
B650やA620はPCIe 4.0が使用可能。
AMDの公式から写していますが、合っていない様な気がします。
X870やB650Eは36/16じゃないかと思うところなんだけど、何でだろ。
USB SATAポート数
USB 5 Gbps | USB 10 Gbps | USB 20 Gbps | SATAポート | |
X870E | 2 | 12 | 2 | 8 |
X870 | 1 | 6 | 1 | 4 |
X670E | 2 | 12 | 2 | 8 |
X670 | 2 | 12 | 2 | 8 |
B650E | 1 | 6 | 1 | 4 |
B650 | 1 | 6 | 1 | 4 |
A620 | 2 | 2 | – | 4 |
A620だけがかなりLowスペック。
CPU メモリーのオーバークロック対応
CPUオーバークロック対応 | DDR5 メモリ オーバークロック対応 | |
X870E | はい | はい |
X870 | はい | はい |
X670E | はい | はい |
X670 | はい | はい |
B650E | はい | はい |
B650 | はい | はい |
A620 | いいえ | はい |
まとめ
プロセッサーに直結するPCIeレーンがあって、これってチップセットをほんとに経由しているんだろうか?とか疑問に思うところです。
X870EとX670Eの違いもよくわかりません。名前が違うくらい?。
マザーボードは差別化がされるでしょうから、マザーボードの比較が必要になってくると考えています。逆に言えば、おおくくりで言えば十分なスペックを持っていることになります。
レーン数については、もう少し調べてみます。
コメント